ホットエンドはエクストルダー駆動装置から送られたフィラメントを溶かし、ノズルから出します。
この文書は個人的なものであり、公式組立マニュアルから私の理解した事柄を補足的に記述したものです。この記述を参考に製作された場合の一切の責任を負いかねます。組立に当たっては、基本的にRepRapサイトの公式組立マニュアルを参考にしてください。
ノズル温度を測定するサーミスターに絶縁用のヒシチューブを被せます。
マッチでヒシチューブを収縮させます。
収縮させた結果です。
サーミスターをヒータブロックに取り付けます。
サーミスターのリード線に圧着端子を取り付けます。
圧着端子にヒシチューブを被せ、熱で収縮させて固定します。
ノズルの穴を確認します。
穴が見えません。詰まっているようです。
公式マニュアルではアセトンで洗うように書かれていましたが、手元にないので、ラッカーうすめ液を使うことにしました。
ボールにラッカーうすめ液を入れ、ピンセットでノズルを濯ぎます。
穴が見えるようになりました。
ボールにはこんなにゴミが残っていました。ノズルの削りカスですね。
ノズルの内径をフィラメントの太さに合わせます。
ノズルにエクストルーダーとの連結チューブの一部を切り取ったものを挿入し、ノズルのサイズに合わせて切り落とします。
こんな感じになります。
エクストルーダー駆動装置との連結チューブにヒーターブロック取り付けよう金具を取り付けます。
金具を取り付けると、チューブが圧迫され内径が細くなるので、2mmドリルで広げます。
ファンにヒートシンクをねじ止めし、コードを束ねるタイロックを取り付けます。
ヒーターブロックのヒートシンク接触面に熱伝導グリスを塗ります。
ヒートシンクにヒーターブロックをねじ止めします。
ヒーターブロックに連結チューブをねじ込みます。
ヒーターブロックにノズルをねじ込みます。
ノズルをナットで固定します。
ヒーターブロックにヒーターを取り付けます。
熱の伝わりをよくするために、シリコングリスを塗ります。
サーミスタ用のコードを作成します。一方の端に圧着端子を取り付けます。
サーミスタにコードを繋ぎます。
各種コードを束ね、タイロックで固定します。
コードの先にコネクタ用の圧着端子を取り付けます。
コネクタハウジングに圧着端子を収めます。
制御ボードへのケーブルを作成します。
これで、ホットエンドは完成しました。
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