3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)の組立-エクストルーダ駆動装置組立

投稿 2013/08/11 (日) 午後 10:19 | デジタル工作機 | hotall

エクストルーダー駆動装置はフィラメントをホットエンドに送り出す装置です。
ステッピングモータで内丸刃を駆動し、フィラメントをホットエンドに送ります。

この文書は個人的なものであり、公式組立マニュアルから私の理解した事柄を補足的に記述したものです。この記述を参考に製作された場合の一切の責任を負いかねます。組立に当たっては、基本的にRepRapサイトの公式組立マニュアルを参考にしてください。



内丸刃に動力を伝達するギアを準備します。
ギアのシャフトとなるのは六角ネジです。ギアにはこの頭がはまるへこみがあるのですが、ここにバリがあったので、取り除きました。

ギアにシャフト用ネジをはめ、ベアリングを通します。
内丸刃を強く固定するために、強力接着剤を少量ギア塗布します。

シャフトに内丸刃をはめます。

メインブロックとステッピングモーターを樹脂のスペーサーを間に入れて、ネジで固定します。

内丸刃と対でフィラメントを押さえるベアリングを取り付けます。
写真はベアリングを取り付ける前にネジを刺したみた状態です。

ステッピングモーターのシャフトにギアを取り付けます。

メインブロックに内丸刃のギアを取り付けます。

メインブロックとホットエンドを繋ぐ連結チューブにメインブロックとの接続端子を付けます。
フィラメントを刺してみて、スムーズに通ることを確認します。

端子を取り付けると、チューブが圧迫されるので、穴が細くなってしまいます。
2mmのドリルで、穴を広げます。

チューブをメインブロックに挿し、クリップで留めます。

チューブの端からフィラメントを入れてみて、内丸刃まで届くことを確認します。
私の場合は、メインブロックの入り口でつかえてしまったので、少し太めのドリルで、すり鉢状に削りました。
内丸刃まで届いたら、ギアを回してみて、反対側から出てくることを確認します。
滑ってしまう場合は、ベアリング押さえ用のネジを締めて調整します。

メインブロックをフレームに取り付けます。

エクストルーダ駆動装置が完成しました。



■ 3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)の組立 - 目次 -
  1. はじめ
  2. フレームの組立
  3. Y軸機構組立
  4. X軸機構組立
  5. Z軸機構組立
  6. ヒーテッド・ベッド組立
  7. ▶エクストルーダ駆動装置組立
  8. ホットエンド組立
  9. 配線
  10. ソフトウェア
  11. 本体調整
  12. スライサー調整(実験)
  13. スライサー調整(まとめ)
  14. ABSフィラメント

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