3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)の組立-ヒーテッド・ベッド組立

投稿 2013/08/08 (木) 午後 05:23 | デジタル工作機 | hotall

ヒーテッド・ベッドは製品を乗せる台です。
Y軸機構により移動します。また、樹脂の収縮を防ぐために加熱します。

この文書は個人的なものであり、公式組立マニュアルから私の理解した事柄を補足的に記述したものです。この記述を参考に製作された場合の一切の責任を負いかねます。組立に当たっては、基本的にRepRapサイトの公式組立マニュアルを参考にしてください。



ヒーター用のプリント基板に、コネクタとジャンパをはんだ付けします。


プリント基板に伝熱グリスを塗ります。特に、サーミスタに熱が伝わるように盛ります。
今回、CPUヒートシンク用に購入した銀入りのグリスを塗ってみたのですが、全面を塗るには少なすぎました。


伝熱グリスが不足したので、新たにシリコングリスを購入しました。勿体ないので、銀入りグリスはサーミスタ部分に使用しました。

プリント基板を表面のアルミ板と裏面のファイバーボードで鋏み、ネジで固定します。
プリント基板の中央にサーミスターがあり、アルミ板の凹みをこれに合わせます。
ネジは強く締めすぎてアルミ板から突き出ないようにします。

ベッドの高さを調整するネジを取り付けます。
下方向の圧力を吸収するためのスプリングをナットで鋏みます。

ベッドをY軸機構の台座に取り付けます。
現時点では、厳密に高さを調整しませんが、取り付けネジが下の他の部品に接触しないようにしておきます。

ヒーテッド・ベッドが完成しました。



■ 3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)の組立 - 目次 -
  1. はじめ
  2. フレームの組立
  3. Y軸機構組立
  4. X軸機構組立
  5. Z軸機構組立
  6. ▶ヒーテッド・ベッド組立
  7. エクストルーダ駆動装置組立
  8. ホットエンド組立
  9. 配線
  10. ソフトウェア
  11. 本体調整
  12. スライサー調整(実験)
  13. スライサー調整(まとめ)
  14. ABSフィラメント

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