2階層でメモを分類

投稿 水 2/23 10:00:54 2011 | ほたるメモとは | hotall

何でもないメモも、後で読み返すと役に立つことが多々あります。
デジタルのメモの良さは、ページ数が増えてもかさばらないことで、メモリが許す限りどんどんためておけます。

メモの数が増えてくると、後で探し易いように、これらを分類したくなります。
またTO DOリストのようにメモの状態を管理したくなります。
そのような目的でキャビネットとフォルダの2階層構造にメモを格納するようにしました。
フリー版ではキャビネット1つとフォルダ3つに制限されますが、この3つのフォルダでも色々な使い方ができるのではないでしょうか。

目的のシートにアクセスするには、キャビネット、フォルダ、シートの順で選択します。
キャビネットやフォルダはショートカットとしてホーム画面に配置することができ、アクセスまでの手間を省けます。

視認性を高めるためキャビネットやフォルダにはアイコンを付け、予め用意されたアイコンの中から選択できるようにしました。このアイコンは一覧上に表示される他、ホーム画面上のショートカットにも表示されるので、目的をイメージするアイコンを割り当てることで、認識しやすくなります。
メモシートを別のフォルダにコピーしたり移動したりできます。シートのステータス管理やひな形管理などができると思います。

ほたるメモは、使い方を既定していません。したがって、初めて使う人にとっては決めなければいけないことが多いと思います。その一つがフォルダ/キャビネット構成です。
これは、私自身、手書きメモの使い方に未知なことが多いからです。
紙のメモ帳の歴史は古く、様々な人が、様々なアイデアを紙のメモ帳に注ぎ込んでいます。メモ帳の使い方がその人のライフスタイルの一部であるかのようです。
そんな理由から、フォルダ構成も規定しませんでした。
他力本願ではありますが、お使いになる方が、ご自身のメモ帳に作りあげていただくことを期待しております。

罫線入りの用紙

投稿 日 2/20 10:37:31 2011 | ほたるメモとは | hotall

物心ついた時から、ものを書く紙といったら罫線があり、そこに合わせて文字を書いたり、図を描いたりしていたように思います。幼いころから慣れ親しんた形式でした。

罫線は、書き込む時にその位置を強制してしまうので、自由度が減ります。今から思えば絵や図を書くには邪魔な感じがしますが、いつの間にか、これを配置の目安として、自然と利用するようになっていました。

ほたるメモは罫線付のシート上に書いていきます。編集には「拡大編集」と「直接編集」の2つのモードを用意しました。「拡大編集」がシート一杯に自由に描画するするモードに対し、「拡大編集」はこの罫線で区切られた行に沿って、左から右に書く為に特化したモードで、デフォルトの編集モードです。

罫線の位置は変更できませんが、色を変えることができます。罫線が気になる場合は、白色にすることで見かけ上見えなくなります。

一番上の行は、タイトル行になっており、シート一覧画面で目次の項目として表示されます。
タイトル行も手書きデータですから、絵や、マークなど自由に書き込めますので、目的に応じてデザインを統一すれば、後で探しやすくなります。この辺りは、画像データのアナログな特性ならではの応用が可能だと思います。

動機は自分が欲しかったから

投稿 水 2/ 9 10:12:20 2011 | ほたるメモとは | hotall


ガジェット好きな私は、電子手帳からPDAなど新しいものが出る度、次々と試してきましたが、どうしても紙のシステム手帳は手放せませんでした。
一時期、システム手帳に書いたメモをテキストに打ち直したりしましたが、絵や図などは無理で、結局あきらめてしまいました。

今はソフトウェアキーボードもかなり進化して入力しやすくなってきましたが、ブラインドタッチは難しく、思考を中断せずに打ち込むには相当の慣れが必要です。
それなら初めからすべて手書きで保存するメモソフトがあればいいのではと思った訳です。

テキストではないので、検索や他のテキスト形式のアプリケーションとの連携はできません。はじめはどうかと思いましたが、テキスト形式のアプリでは得られない利点があります。私が紙のメモ帳を捨てられない理由がそこにあります。

手書きにすると、それがイメージとして頭の中に記憶されやすく、後で見た時にその時の考えがよみがえりやすくなります。
手書きの行為自体が考えをまとめる(思考活動の)象徴的な儀式ではないか、なんて考えたりします。
書いた文字を傍線で消し込むことで頭の中の記憶もクリアしたり、マーカーで強調することで重要なんだと頭に記憶させることができるのではないかと。

また、もともと頭の中ではイメージで思いつくことが多いので、正確な言葉になる前のそうした考えの断片をメモにし、あとでそれらを見て、考えを再構築することができれば、日々の問題解決に役立つのではないかと。
そんな考えからこのソフト、ほたるメモを作ろうと考えました。

メモを画像データとすることのデメリットについても、なるべくカバーできるように考えています。
例えば、検索は目視ですることになりますが、分類を細分化すれば改善できます。
それでもカバーできないことは他のアプリケーションに任せ、両者を使い分けることを前提に、そうした運用に適した仕組みを考えていきたいと思います。

まだまだ試行錯誤中ですが、このソフトはこれからも末永く機能改善、拡充していきたいと思います。

開設のあいさつ

投稿 火 2/ 8 10:25:56 2011 | あいさつ | hotall

もはや、私と同年代でプログラミングを行っている人はどれくらいいるのでしょう。
コンピュータ黎明期にこの業界に入り、かつては花形であったこの職種も今では3Kの人気のない職種となってしまいました。
プログラマ定年説が真しやかに囁かれ、プログラマからSEそして管理者のキャリアパスが当たり前に信じられていました。

確かにこの仕事は激務で、体力的、精神的に消耗します。私の周りにも倒れていった人を少なからず見てきました。したがって、自分の意思の有無によらず、ほとんどの人は一線から離れていきます。
私はメーカーでソフトの開発をしておりましたが、徐々に開発作業から管理作業へ比重が移る中、諸所の事情によりフリーランスに転身しました。
以来、請負業務をずっと続けてまいりましたが、不覚にも体調を崩し、休業を余儀なくさせました。

休業は私に業種転換など今後の身の振り方について考えさせることになりました。
色々と悩みましたが、私はソフト開発の仕事を継続することを決断しました。私がこの職種を選んだ理由を再認識したからです。
以前のように体力勝負な仕事のやり方はできなくなりましたが、現在の自分の能力に合わせ、ゆるゆるとアクセルを踏んでゆこうと思います。

現在、仕事再開の新たな取っ掛かりとして、携帯ソフトを開発しています。
このブログはこの携帯ソフトの情報を発信することを目的として立ち上げましたが、日本で暮らす一人の零細ソフト技術者として何か共有できる情報が発信できればと考えています。
尚、ブログは不慣れで、コメントについては十分にご応対できないかもしれませんがご容赦ください。
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