Windows8がアイドル時にCPUが高負荷状態

投稿 金 4/19 12:22:14 2013 | パソコン | hotall

タダで貰えると得した気分になります。
展示会などへ行くと、アンケートに答えて、ボールペンなどの景品が貰えます。
かつては景品目当てにブースを廻ったりしましたが、結局後に残ったのは使わないボールペンとスパムメールの山でした。
さすがに最近では、こうした景品は極力貰わないようにしています。
必要でないものは、貰うリスクの方が大きいようです。




我が家のホームサーバーをWindows8にしてから、平常時でもケースファンがうるさくなった事に最近気が付きました。
このケースファンはCPUヒートシンクの温度に連動しているので、CPUの発熱が多くなったようです。
逆に何か操作をすると、ファンが静かになります。

これは、ひょっとしてマルウェアに感染して、アイドル状態になると悪さをしているのではと、ちょっと不安になり、調べてみることにしました。

この文書は個人的なものであり、内容について一切の責任を負いかねます。



まず、問題の現象になるのを待って、パソコンの状態を見てみます。
ハードディスクアクセスランプや通信アクセスランプは点灯していません。したがってデータ操作や抜き取りを行うようなマルウェアではなさそうです。

現象が起きるのは、無操作状態で画面がブラックアウトした後です。
厄介なのは、その時点で調査をする為に何か操作をすると現象がなくなってしまうことです。

怪しいプロセスにやまを張ってパフォーマンスモニタで記録することも考えましたが、その前に他の人が同じ問題を報告していないか、ネットを検索してみることにしました。

案の定、いくつかのページがヒットしました。
原因は千差万別で、大半はデバイスドライバ関連です。

そこで、デバイスマネージャでドライバの状態を調べてみました。
ところがエラーのドライバは見つからず、ドライバーのバージョンも最新の状態で、この線はなさそうです。

更に、ネット検索をすると、海外のサイトで、ロジクールマウスの付属ソフトであるSetPointが原因だったと報告されているのを見つけました。



問題のサーバーもマウスはロジクールで、以前このソフトをインストールした記憶があります。確認してみると、バージョン6.51のSetPointがインストールされていました。このバージョンは不具合が報告されているバージョンと一致しています。

早速、アンインストールしてみると、見事に問題の現象はなくなりました。
最新のバージョンでは問題が解決しているかもしれませんが、このパソコンはサーバー用途なので、マウスの機能をカスタマイズする必要もなく、云ってみれば不要なソフトです。バージョンアップせずにアンインストールで解決としました。

今回の問題は結局、何だか便利そうだという理由だけで付録ソフトを安易に入れたことが原因でした。
使わないソフトのインストールは、箪笥の肥やしどころか、百害あって一利なしですね。

アルミサッシの鍵(クレセント錠)の故障

投稿 木 4/11 14:23:56 2013 | リビング | hotall

私の部品箱は増殖を続け、部屋の押し入れを占拠し始めています。
工作で余った部品や、廃棄した機器の付属品など、取り敢えずここに保管しておくのです。
しかし、ほとんどは日の目を見ることがありません。
自分が子供だった頃、おもちゃ箱を整理できなかったことを今では不合理と理解できるようになりましたが、押し入れの部品箱を見る限り、何も成長していないのだと気づかされます。
自分の中では、将来きっと必要になるのだという大義名分があるのですが、客観的に見れば子供のおもちゃ箱と何ら変わりがありませんね。




我が家のベランダの窓は、古いアルミサッシです。
最近、この窓の鍵がガタガタと緩くなってしまいました。
中の何かが折れたか、外れたようです。
この鍵は2本のネジで取り付けらており、簡単に外せそうです。
例の修理癖が目を覚まし、中がどうなっているのかの興味が抑えられず、気が付けばドライバーを手にしていました。

この文書は個人的なものであり、読者による修理を推奨するものではなく、内容について一切の責任を負いかねます。
ユーザーによる修理はメーカーの保証・修理が受けられなくなる可能性があります。







外してみました。
中は、意外に単純です。
ばねがあるだけです。
しかし、このばねがぶらぶらしており、ばねの破片らしきものもあります。




ばねを取り外してみました。
やはりばねが折れています。




たまたま、昔、別の目的で買ったばねが転がっていました。
東急ハンズで買ったものです。
今回折れてしまったばねより小さいものですが、何とか使えそうです。




元のばねの形状に合わせて、折り曲げます。




ばねを鍵にはめます。
ロックを回して、動作を確かめてみました。
元のばねより細い分、動きが多少軽くなっていますが、機能的にはまったく問題ありません。
昔買ったばねも、意外なところで役に立ちました。
こんなことがあるので、余分な部品も捨てられないのですね。
まだまだ部品箱は整理できそうにありません。

ACアダプターの断線

投稿 月 4/ 1 12:46:28 2013 | オーディオ・ビジュアル | hotall

2つの機器を繋ぐケーブルは断線し易いのです。数ある故障の中で上位に入るのではないでしょうか。
繋いでいるそれぞれの機器の自由を制限するのですから、負荷がかかるのは当然です。
システムは繋がることで初めて機能する事を考えると、ケーブルは簡単な構造でありながら、耐久性を求められる重要な部品と云えます。
一方、簡単な構造ゆえ、もし断線してしまっても、機器の故障に比べれば簡単に修理できます。




今回、妻が使っていたipodクレードルのACアダプターが断線してしまったので、直すことにしました。

この文書は個人的なものであり、読者による修理を推奨するものではなく、内容について一切の責任を負いかねます。
ユーザーによる修理はメーカーの保証・修理が受けられなくなる可能性があります。
また、ACアダプタの修理はショートによる怪我や発火の原因となることがあります。
ご自身で責任を負えない方は真似をなさらないでください。







ケーブルを動かしてみて、断線している個所の目星をつけます。
アダプタ側の付け根が断線しているようでした。
アダプタ本体のカバーは接着剤で閉じられています。今回はなるべく本体を壊さない方法で直すことにしました。
ケーブルブッシュにカッターを入れ、中の線を傷つけないように裂け目を入れます。




中のケーブルを引き出します。
シールド線が見えています。少し深く切りすぎました。




断線しているあたりでケーブルをカットします。




芯線の被覆を少し剥き、シールド線を束ねます。




芯線をペンチで引っ張ってみます。
こちら側で断線していれば、導線が抜けるはずです。
今回は抜けなかったので、こちら側の断線ではないようです。




カットしたケーブルの被覆に裂け目を入れます。




芯線の被覆を少し剥き、シールド線を束ねます。




先ほどと同様に芯線をペンチで引っ張ってみます。




今度は導線の何本かが抜けました。こちら側が断線しているようです。




抜けた導線の長さから断線している個所を特定し、その先でカットします。




再度、芯線の被覆を少し剥き、シールド線を束ねます。




アダプタ側の導線に予備半田をします。




ケーブル側の導線も予備半田をします。




導線の被覆としてヒシチューブを用意します。
この写真のヒシチューブは細すぎたので、太いものに変えました。
ヒシチューブは比較的薄いので、気になる場合は電工用テープを使用します。




ケーブルにヒシチューブをはめます。




芯線を半田で繋ぎます。




ヒシチューブをかぶせます。




ヒシチューブを半田ごてで収縮させます。




シールド線も同様に繋いてチューブを被せます。
不要な被覆はカットします。




芯線及びシールド線を裂いた被覆及びケーブルブッシュに入れます。
ショートの危険を考えると2本の導線の間を絶縁テーブなどで更に隔離した方がいいですね。




外側のヒシチューブを被せ、ケーブルブッシュの中に入れます。




ヒシチューブを半田ごてで収縮させます。




最後に全体をビニールテープで縛ります。




完成です。
今回、白いヒシチューブやビニールテープが手元になかったので、ちょっと不恰好になってしまいました。アップルのスノーホワイトデザインにマッチしませんね。
まあ、普段見えない部分ということで...(言い訳)
妻は優しく笑っていましたが...心のケーブルも大切です。(^^;)